テレビの壁掛け工事で得られるメリットは?後悔しないための注意点

2023.12.20

壁掛けテレビ

テレビを壁掛けにするためには工事が必要です。ただ、わざわざ工事をしてまで壁掛けにするメリットはあるのか、それともデメリットの方が大きいのか、それは皆さまのライフスタイルによって変わります。

工事には費用や労力が発生することですし、そのあたりが不透明なままではテレビの置き方をどうするのが良いのか決めきれませんよね。
本コラムでは、テレビを壁掛けにすることで生じるメリットのほか、注意したいポイントやデメリットについてもご説明します。

1.我が家に適したテレビの設置方法は?

ソファーで家族団欒している様子

テレビ台を利用してテレビを置いているご家庭も多いですが、最近ではテレビを壁に取り付ける、いわゆる壁掛けタイプをご希望される方やテレビスタンドを利用する方も増えています。

「壁掛けテレビと置き型テレビ、いったいどちらがおすすめなの?」「壁掛けテレビの工事について調べようとしたら、“壁掛けテレビ 時代遅れ”と検索ワードで出てきて、ちょっと不安になってしまった」などという疑問やお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。決して壁掛けテレビが時代遅れということはありませんが、テレビのほかにホームスクリーンなどを取り入れるご家庭も増えてきていることがこのような検索結果につながっている理由かもしれませんね。ただ、テレビは日常的に使用するものですので、意識するべきは「時代」よりも「使い勝手」。自分のライフスタイルに合っているかどうかという点を優先させると良いでしょう。

2.壁掛けテレビのメリット3つ

2-1.空間やスペースが有効活用できる

リラックスしながらテレビを見ている様子

テレビ台を設置するとなると、どうしてもある程度のスペースが必要となりますが、テレビ台を置かないのであれば、そのぶんスペースを有効に活用することができます。狭い部屋なら、この恩恵はかなり大きく感じられるでしょう。
またテレビ台を置かないことで、床掃除の手間も軽減するというメリットも!

2-2.目線の高さなどを自分の好みに合わせられる

家族でソファーに座りながらテレビを見ている様子

既存のテレビ台を使用する場合、ある程度の高さが決まっています。既製品なので当然ですが、あるものの中からベストな高さを選ばなければなりません。しかし、壁掛けテレビでは自分の見やすい高さに設置することができます。たとえば、お手持ちのソファやダイニングセットに座ったときの目線に合わせて設置することも可能です。家具とのバランスを合わせることで統一感のあるインテリアをつくり上げることができます。

2-3.防災対策になる

風が吹いてテレビが破損した様子のイラスト

最近のテレビは薄く大型のものが多いので、地震などで大きく揺れると倒れてしまう可能性があります。しかし、壁に取り付けてあれば転倒の心配はありません。最近では大型の地震に備えて、防災セットを用意したり、食材を保存しながら上手に活用するローリングストックなども一般的になってきました。防災意識が高まっているからこそ、対策の一環として壁掛けテレビを検討する方も増えています。

中には「大きな揺れに耐えられず、テレビが壁から落ちてくるのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、テレビを据え置くよりも、壁に取り付けてしまったほうが地震発生時の安全性は高くなります。テレビを支える金属部品はしっかりとした強度がありますので、大きな揺れでも金具が壊れて壁から落ちてしまうというようなことはございません。ただし、それは壁に正しく取り付けられている場合にのみ言えることです。壁の強度をしっかりと計算しないなど、取り付けかたによっては強度不足など何らかの理由によりテレビが落下することも考えられます。ご自身でテレビを壁に取り付ける場合などには、注意が必要です。

3.壁掛けテレビのデメリット3つ

3-1.工事が必要

テレビを配置する作業員

テレビを浮かせることだけが目的なら、そこまで大がかりな工事は必要ありません。しかし「配線を壁の中に隠したい」「テレビに関連する製品も合わせて壁掛けにしたい」などの事柄も合わせて考えると、場合によっては大きな工事が必要となることもあります。

【専門業者に任せてデメリットを解消!】
工事の内容によっては費用・料金が大きく変動することはもちろん、業者を探して依頼する手間なども発生するので、お客様ご自身にも多少のご負担がかかりますが、そのぶん配線や安全面などについて安心して任せることができ、また仕上がりも質の良いものになります。

3-2.一度決めたら気軽に場所を動かせない

悩む女性

壁に直接取り付けるため、簡単にテレビの場所を動かすことはできません。模様替えを行う場合にも、テレビの場所は変えることができないので、家具の配置などを大きく変えることはできなくなります。テレビの設置場所を変える場合には再工事が必要となります。そのため、頻繁に大幅な模様替えを行いたいという方には不向きかもしれません。

【専門業者に任せてデメリットを解消!】
大幅な模様替えをすることができないからこそ、設置場所をしっかり見極める必要があります。お客様のライフスタイルや部屋の使い方などをヒアリングし、最も最適だと思われる設置場所をご案内することができます。

3-3.視聴角度や配線、設置場所が限定される

寝室

テレビを壁掛けにする際に使用する主な金具にはフラット式、チルト式、スイング式があります。フラット式以外の金具では、多少テレビを動かすことができます。しかし、それも限られた範囲になり、大幅にテレビ自体を動かすことはできません。そのため、たとえば「背の高いカウンターバーの目線に合わせてテレビを取り付けたけれど、大幅に模様替えをしてカウンターではなくロータイプのソファを置くことにした」「ベッドの高さや位置を変えた」というような場合、テレビの角度を変えても画面が若干見えにくく感じることもあります。
また、壁や柱の条件次第では必ずしもご希望の場所に取り付けられない可能性もあり、部屋の形によっては家具の配置が難しくなることもあります。

【専門業者に任せてデメリットを解消!】
ご自身では取り付けるのが難しく感じる場所であっても、専門業者のノウハウがあれば設置する方法が見つかることも多くあります。
お客様がご希望される理想通りのお部屋の使い方ができるはずです!

4.メリット・デメリットはライフスタイルによって変化する

壁掛けテレビ

テレビを壁に固定することによって様々なメリットやデメリットが生じます。一度工事を行ってしまえば、簡単に「やっぱり以前の状態に戻そう」ということができないので、工事を行う前に、しっかりとご自身のライフスタイルとすり合わせて、据え置きの方が良いのかそれとも壁掛けにするほうが良いのか検討するのが良いでしょう。

ただ、実際にイメージを膨らませにくい場合もあると思います。さらに、「この部屋のどこに取り付けられるんだろう?」と悩んでしまうこともあると思います。そのようなときには、ぜひお気軽に弊社までお問い合わせください。
壁掛けテレビ工事のパイオニアとして、20年10万件以上の施工工事の実績を積み重ねている弊社なら、皆様の暮らしをワンランクアップさせるご提案をすることが可能です。お客様のご自宅の状況やご希望に合わせた適切な金具選び、最初から最後までワンストップ施工での実施、1年間の工事補償もご用意して、お客様のお部屋のグレードを上げるお手伝いをさせていただきます。
抜群の安心感と信頼で、お客様に寄り添った工事を行わせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

壁掛けテレビの設置でお悩みの方はWall Designまでご相談ください。
それぞれのお客様にベストなご提案をいたします。
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