寝室に壁掛けテレビを置きたい! 使い勝手を上げるためのレイアウトのポイントは?

2024.05.13

壁掛けテレビ

リビングのほか、寝室にテレビを置いているご家庭も多いと思います。
テレビは私たちにとって貴重な情報源でありながら、ベッドで横になりながらテレビや映画をのんびり観賞するなど、リラックスするためのツールとしてもとても優秀です。オンタイマーを設定しておけば目覚まし時計の代わりとしても使えますし、逆にオフタイマーを設定しておけば就寝時にも安心して使用することができますね。

さて、寝室に壁掛けテレビを設置するときに気をつけるべき事柄についてご紹介します。

1.レイアウトは動線を意識して決めると良い

対応テレビ

寝室はリビングやダイニングスペースなどに比べると、少しコンパクトに設計されていることも少なくないと思われます。「ベッドを置いたら、余分なスペースがなくなってしまった」というのもよくある話かもしれませんね。
寝室内に収納を増やしたい場合には、引き出しなどがついているテレビボードを置くのも良いかと思いますが、より広いスペースを確保したい場合は壁掛けテレビにしてしまうほうが良いでしょう。

寝室のレイアウトや使い方を考えるときに気をつけていただきたいのが、余白スペースがじゅうぶんに確保されているかどうかという点と、動線を意識することです。生活動線とも言われますが、これは家に住んでいる人が日時生活を送る際に通る道筋のこと。動線が悪い、もしくはじゅうぶんな幅が割かれていないと、日常的にストレスを感じやすくなる可能性があります。たとえば朝急いで支度をしているときや夜中にトイレや水分補給に起きたとき、ギリギリのスペースしかないと躓いたり、足をぶつけるなどケガのリスクが高くなります。理想的な動線の幅は500mm以上と言われていますが、最低でも300mmは確保しておきたいところです。ベッドやテレビは毎日使うものですので、動線はしっかりと確保しておくようにするのが良さそうです。

2.寝室の大きさだけでなく、掃除のしやすさも考えると良い

設置個所を確認する作業者

ベッドルームは布面積の割合が多いため、比較的ホコリが目立ちやすい空間でもあり、テレビボードを置くことで掃除の手間が増えることも考えられます。置き型タイプだとテレビ配線もむき出しになるため、こまめな掃除が必須です。
その点、掃除の手間を軽減するという面でも壁掛けテレビは優秀です。テレビを壁掛けにする際に配線類を壁の中に隠してしまえば配線のお手入れに関してもぐっと楽になります。

そのご自宅、そのお部屋で生活するのは皆様ご自身です。テレビボードを置いてもじゅうぶんなスペースが確保できるだけの部屋の大きさがありそうかどうかだけでなく、掃除のしやすさや掃除をこまめに行うことが苦にならなそうかどうかなど、ご自身の生活スタイルや性格、行動パターンと歩きやすさや掃除のしやすさを照らし合わせて考えると、寝室全体の使い勝手が向上しますよ。

3.テレビの高さは利用シーンを考慮するのがおすすめ

設置の様子

寝室のテレビを置く位置に悩んだ場合、どこから視聴したいか、いつ利用することが多いかを考えてみてください。
たとえばベッドで横になって視聴することが多い場合、ベッド正面の壁に、ベッド面の高さから約100cmプラスした位置に設置すると快適さを感じられるはずです。横になって視聴するなら、低めの位置にテレビを設置するのが良いのではないかと思う方もいらっしゃると思いますが、低すぎる位置にあるテレビを見るためには頭を起こす必要があり、首や肩へ負担のかかる姿勢で見続けなければいけないため、相当なストレスになってしまいます。

ベッドサイドに置いたソファやイスに腰掛けて視聴することが多そうな場合は、目線の高さから5〜10cm低い位置にテレビの中心ラインがくるように設置するのが良いでしょう。

ベッドとテレビ、ソファとテレビなど、視聴する場所からの距離感と目線との高さのバランスを意識すると視聴時に楽な姿勢を保つことができます。これらがしっかりと調整されていないと、体への負担が大きくなりやすくなるので注意が必要です。
ご自宅にあるベッドがロータイプのベッドなのかハイタイプのベッドなのか、横になりながらテレビを視聴するのか、座った状態で視聴するのか? 利用したい場所やライフシーンを考慮しながら、テレビを設置する場所や高さを決めていけば「せっかく寝室にテレビを置いたのに、なんだか視聴しにくくてけっきょく使わなくなってしまった」などという失敗をせずに済みます。

4.“寝室には壁掛けテレビ”が最適解かも

設置の様子

リラックスしてテレビを視聴したいなら、少しでも見やすいほうが良いですよね。寝転がりながら視聴する場合、顔に斜めの傾斜がうまれるので、テレビ画面もその傾斜の角度に合わせてあげることで視聴がしやすくなります。
置き型ではテレビ画面に角度をつけることは難しいですが、チルト機能のついた壁掛け専用金具を使用して壁掛けにすることで、テレビの画面を(多少ではありますが)上下に動かすことができます。画面の角度ももちろんですが、高さの微調整としても使えるので、家具を買い替えたときなどにも合わせやすくなります。

また、壁掛けテレビは耐震対策にもなります。地震は夜中に起こることも少なからずありますが、最近の主流である薄型テレビは、スリムでスマートなぶん大きな揺れには比較的弱い傾向があります。
睡眠中に地震が起きた場合、日中活動しているときのように瞬時に反応することはどうしても難しくなります。壁掛けテレビは“万が一”が起きた場合、就寝中のケガのリスクを少しでも減らすためにも有効です。

安心して眠れる空間でなければ熟睡するのは難しいですよね。壁掛けテレビは、見た目がスマートになるだけでなく、災害時の安全確保としても優れています。しかし壁掛けテレビは一度設置すると、その後位置を変更するのはなかなか大変な労力となります。壁に取り付ける前にしっかりとシミュレーションをしておくと後悔が少なくなるでしょう。設置したいテレビの大きさの板や紙などを用意し、壁に当ててみるとイメージが掴みやすくなりますよ。しかしながら、テレビの視聴のしやすい位置は高さだけでなく目と画面との距離も関係してきます。ご自身で壁掛けテレビの位置を決めるのが難しい場合は、プロの業者に相談してみるのもひとつの手でしょう。

5.壁掛けテレビ設置は、当社にお任せください!

壁掛けテレビ

当社は1988年の創業以来、さまざまなお客様のニーズやご希望を叶えてまいりました。年間7,000件以上という施工実績から、導き出せるアイディアも非常に豊富です。「こんな場合はどうしたら良い?」「この壁に壁掛けテレビを設置することはできる?」「見やすい位置やレイアウトを相談したい」など、どのようなことでもお気軽にご相談ください。テレビの設置位置のご相談、取り付けのための金具選び、コンセントや配管計画など、どのようなことでも真摯に対応させていただきます。
また弊社ではご相談から施工までをワンストップで行うため、スピーディーに対応することができます。また、設置作業自体も基本的な工事であれば約2時間程度で終了するため、お客様の大切なお時間を無駄にしません。
安心の価格帯でのご提案に加え、工事終了から1年間の工事補償もついているため、安心感も感じていただけます。

当社は、壁掛けテレビ設置のパイオニアです。お客様それぞれのご希望やニーズ、環境や状況に合わせたベストなご提案をさせていただきますので、壁掛けテレビの設置工事・取り付け工事をお考えの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

壁掛けテレビの設置でお悩みの方はWall Designまでご相談ください。
それぞれのお客様にベストなご提案をいたします。
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