テレビは壁掛けか置き型か、どっちが良いの? 自分にとっての最適解を見つけるには?
2024.08.01
テレビを設置する方法は、大きく分けて壁掛けか置き型の2種類です。テレビを設置する際、「壁掛けにしたいけど、置き型の方がいいのかな?」などと疑問に思ったりすることもあるかもしれませんね。実際のところ、どっちが良いかは住環境や好みによって異なるため、一概に言い切ることはできません。
本コラムでは壁掛けと置き型、それぞれの特徴をメリット・デメリットなども含めてご説明します。
1.心地よいテレビライフを送るためには
「居心地が良い家をつくりたい」「おしゃれな部屋にしたい」と思ってSNSなどを調べると、おしゃれな部屋がたくさんヒットすると思います。その中で、壁掛けテレビに目がいくこともあるでしょう。大きなソファや立派なダイニングテーブルなどを置きたいとなると、部屋の大きさがある程度なければ難しいですが、壁掛けテレビなら設置のスペースも省スペースで済むことから狭い家でも取り入れやすく、簡単に部屋のおしゃれ度を上げることができます。
心地よい暮らしを手に入れるためにテレビを置き型タイプから壁掛けタイプに変更したいと考えることもあると思いますが、置き型での設置の方が合っている場合もあります。自分たち家族が心地よく暮らしていくためにどっちが適しているかどうかについては、それぞれの設置方法のメリットやデメリットなどを考慮した上で判断してみてください。
2-1.耐震性に優れている
壁に直接テレビ本体を取り付けるので、地震など大きな揺れよる転倒落下のリスクが少なくなります。「常に安全面に配慮しておきたい」という方にとって、壁掛けテレビは安心材料のひとつとなるでしょう。
しかし壁に直接テレビ本体を取り付けるため、テレビの位置変更やテレビの移動はそこまで容易ではなくなってしまうという一面もあります。ただし「壁掛けテレビを設置する際に設置場所や位置をしっかりと決めておく」「左右上下に移動させられるアーム式の取り付け金具を活用する」などの方法で、このデメリットへの対処がある程度可能になります。
2-2.掃除がしやすく、配線に足を引っ掛けるリスクも低い
壁掛けテレビでは、配線類を壁の内側に隠したり、専用カバーを取り付けて配線を整えることが多いです。配線類が剥き出しにならないので、掃除の手間が少なくなります。当然ですが、配線が集まる部分に溜まった埃が原因となる火災の発生リスクなども軽減させることができます。さらに配線類に誤って足を引っ掛けたりする心配がなくなるというメリットもあります。
ただし配線が剥き出しではないことで、新たにAV機器を接続する際には「配線の処理がやや面倒くさい」と感じることもありそう。しかし、事前に配線計画を立てることである程度の不自由さは解消します。つなぎたいAV機器の選定や配線ルートの検討をしたり、あらかじめ空配管や通線カバーを設置しておくのもおすすめです。
2-3.空間を有効に活用でき、スッキリとした印象に
テレビを壁に直接掛けることで、テレビ台を置くスペースを節約することができます。「小さなお部屋を少しでも広く使いたい」という場合などにも大きなメリットに感じられるはずです。また、壁掛けにすることでテレビまわりの印象がスッキリし、ごちゃついた雰囲気や生活感を軽減させることにもつながります。
ただし、テレビに接続させたいAV機器類がある場合はそれらの置き場所を考えないといけません。接続する機器の種類や配置などをあらかじめ明確にしておき、それぞれの置き場所について検討することで、すっきりとしたテレビまわりのレイアウトを実現することができます。
3-1.AV機器類やDVDなどの収納がしやすい
置き型テレビの場合、床に直置きするのではなくテレビ台を使用するのが一般的だと思います。テレビ台を置くぶん床のスペースを占めることになりますが、テレビ台には引き出しなどの物入れスペースがついていることが多いので、そこにAV機器やDVD・ゲームのディスクなどを収納しておくことができます。
ただし壁掛けテレビの場合にも、テレビ台や棚をテレビ本体の近くの壁に取り付けることで収納力を底上げすることができます。
3-2.テレビの買い替え時、サイズアップやサイズダウンなどにも対応しやすい
置き型の場合は、あらかじめ大きめサイズのテレビ台を置いておくことで、テレビのサイズを小さくしても大きくしても(重量など)問題なく対応させることができます。ただしテレビ台にも耐荷重があるため、それをオーバーする場合には買い替えなどが必要となります。
ちなみに、壁掛けテレビではそれぞれのサイズや重量に対応する金具を使用します。こちらも金具の重量の範囲内であれば金具自体はテレビを買い替えても使い続けることができます。ただしサイズや重量が大きく異なるテレビを壁掛けにしたい場合は、金具から取り替えなければなりません。
3-3.模様替えがしやすい
好きな時に好きな位置に気軽に動かせるので、模様替えや大幅なレイアウト変更などを行いやすいといえます。実際に使用してみて、「なんだか使いにくいかも」「この配置には飽きたから、違うレイアウトにしたいな」などと思ったときに移動の検討が容易なのは置き型テレビの大きなメリットのひとつといえるのではないでしょうか。ただし、あくまで台の上に置いてあるだけなので模様替えで移動させているときや地震の際などには転倒するリスクがあります。壁掛けテレビのような高い耐震力は期待できないものの、テレビの脚裏などに貼る滑り止めなどを活用することで転倒リスクを抑えることができます。
4.壁掛けテレビのレイアウト構成にお悩みなら、当社にご相談ください
SNSを見ていると、おしゃれな家のスッキリとしたテレビまわりのインテリアコーディネートに目がいきがちです。「我が家もこんなふうにできたらいいな」「うちもこんな感じにしたいな」と思うこともあると思いますが、誰かの家のインテリアをそのまま真似したところで、それが自分たち家族にとっての正解になるかといえば、必ずしもそうであるとは限りません。
頻繁に模様替えをする方もいれば、一度固定したらそのままのレイアウトで使い続ける方もいます。お子様の成長に合わせてテレビ本体の(設置場所の)高さを変えたいと考える方もいれば、家具の高さなどで調整すれば良いと考える方もいます。テレビのまわりには極力なにも置きたくないという方もいれば、テレビ台の上にインテリア雑貨を並べて素敵に演出したいという方もいます。
ご家庭ごとのニーズがあるものだからこそ、そのあたりについてもしっかりと考慮して、壁掛けか置き型か、どっちにするのかを決めることができると良さそうです。
さて、壁掛けテレビのレイアウトでお悩みの方は、ぜひ”壁掛けテレビの施工工事のプロ”である当社にお任せください。年間約7,000件以上の施工実績をもつ当社では、豊富な知見と経験を活かし、プロの視点からお客様のご希望を叶えるべく誠心誠意対応させていただきます。
設置場所や位置など基礎的な部分のご相談はもちろん、設置位置のご相談、金具選び、コンセントや配管計画のご相談、そしてテレビまわりのレイアウト構成に至るまでどのようなことでもお気軽にご相談ください。皆様のご自宅で、「機能」とおしゃれな「空間」を同時に実感できるインテリアデザインをご提案させていただきます。
また、当社ではご相談から施工までをワンストップで行うため、スピーディーかつ低コストでの対応が可能となっております。さらに工事終了から1年間の工事補償も行っているため、安心してご使用いただくことができます。安全面や耐震力などの点から壁掛けテレビの設置工事をお考えの方も、ぜひ一度ご連絡をいただければと思います。
それぞれのお客様にベストなご提案をいたします。