プロが教える!会議室モニターの壁掛け設置で失敗しないコツ
2025.01.08
会社の会議室に壁掛けモニターを設置することで、業務効率アップが期待できます。壁掛けモニターを設置することで、会議室のスペースを有効に使用できるようになるほか、視認性の向上にも役立つことでしょう。つまり、会議の効率化やプレゼンテーションの円滑化につながると考えられます。
会議室モニターの設置は多くのメリットを感じられる一方で、設置を失敗してしまうと期待通りの効果が発揮されないという事態に陥る可能性も出てきます。
本コラムでは、会議室へのモニター設置で失敗しないための方法をお伝えします。
1-1.スペースの有効活用に役立つ
モニターを置くための専用台も必要なく、スペースを有効に活用するのに役立ちます。床面積を最大限に活用することができるので、部屋を隅々までしっかりと活用することができます。
狭い会議室やオープンスペースにおける会議の運営は、角度やスペース不足などにより難しさを感じる部分もありますが、モニターを壁掛けすることでスムーズな進行が可能になることでしょう。
1-2.清潔感やスタイリッシュな印象を与えられる
会議室モニターを壁掛けにすることでデザインの美しさやスタイリッシュさを感じることができます。配線やケーブルのゴチャつきや空間の無駄使いが減るため、社外の人を招き入れた際にもすっきりとした印象を与えることができます。さらに配線・ケーブル部分などの掃除の煩わしさも軽減するため、サッと掃除するだけでキレイな状態をキープしやすくなるというメリットもあります。
会議室のモニターを壁掛けにすることで、実用性、そしてビジュアルの美しさという両方の観点からメリットを感じられるはずです。
1-3.会議全体の解像度が上がる
会議中に用いる様々なコンテンツの共有が容易になることで、会議の解像度アップにつながるでしょう。
画面共有がしやすくなることで会議参加者の理解度を深めることができるようになります。また会議参加者全員が同じ方向を向けるようになるため、会議の進行自体もスムーズになります。
2.会議室へのモニター設置で失敗しないためには「使用目的を熟考すること」から始める
会議室にモニターを設置する際には、まず用途を明確化させておく必要があります。せっかく設備を整えても、“帯に短し襷に長し”となってしまうのではもったいないですからね。
失敗を防ぐために、モニターを使用する場所や目的のほか、使用人数や部屋の広さなどを考慮してみてください。
たとえば「モニターを会議室に設置したい」「壁掛けモニターを会議で活用したい」というだけではまだ不十分です。会議室全体の様子を会議相手に届けたいのか、会議参加者が積極的に会議に参加できる設備を整えたいのかなど、御社の会議の用途や種類に最適なスタイルでモニターを設置しなければ、思うような成果や結果に結びついていきません。
壁掛けモニターを設置する前に、使用後のイメージをできるだけ具体的に思い描くことで失敗を防ぐことができます。
あわせて、モニターサイズにも注目してみてください。
大きな部屋に小さなモニターを設置しても、後方の座席からはよく見えないこともあるでしょう。しかし小さな会議室に大きすぎるモニターを設置すると、モニターの存在感によって「逆に見にくい」という事態に陥る可能性もあります。
会議室の大きさや使用人数に合わせたサイズ感のモニターを選ぶことが使いやすさに直結します。たとえば少人数(目安:10名以下での使用)での使用がメインの場合、100インチ以下のマルチディスプレイでもじゅうぶんでしょう。しかし、中人数(目安:10〜20名程度での使用)の規模の会議室で使用したいなら、100インチ以上の大型マルチディスプレイが良さそうです。
そして、大会議室やホールなどかなり大きな部屋(目安:20名以上での使用)での使用では、もしかしたら大型モニター1台では足りないかもしれません。このような場合には、複数のディスプレイを連動させることでひとつの大画面のように見せることが可能なマルチディスプレイの導入を検討してみるのも良いでしょう。
3.長く、安心して使用できる設置を。安全面への配慮は不可欠
会議室モニターは、環境や状況次第ではご自身でも設置可能です。会議室モニター自体は、壁掛けテレビと同じような要領で取り付けることができます。設置をするための資格等は特に必要ありませんが、御社社員が安心して使用し続けるために、しっかりとした設置作業を行わなければなりません。
また日本は地震などの災害も多い国です。そのあたりの安全性の確保も欠かすことのできない部分です。モニターを正しく取り付けることができていなければ、予期せぬ事故を引き起こす原因となってしまうことも考えられます。長く、安全に使用し続けられる環境を整えるためには、ある程度の知識やスキルが必要になってきます。
加えて、壁掛けモニター設置作業中の安全確保についてのリスクヘッジも行いましょう。たとえば、モニターはたとえ小さなサイズだとしてもそれなりの重量があります。当然サイズに比例して重量も大きくなります。慣れない作業を少人数で行うのは危険ですので避けたほうが良いでしょう。また、設置する壁がモニターの重量に耐えられるかどうか、内部構造や壁の材質などについても把握しておくようにしましょう。
安全かつしっかりと取り付けるためには、モニターの取り付け経験と複数人の作業員の確保が不可欠です。
4.契約内容の確認・オーナーへの連絡などについても確認を
会社などでは、自社ビルではないこともよくあるケースだと思われます。賃貸物件の場合、壁を傷つけても良いのかどうかなどの契約確認や、ビルオーナーへの確認・連絡などが必要になってくることも多くあります。モニターを壁掛けにする作業を行うのは、それらが全てクリアになってからです。
確認を済ませたら、次は壁の材質や壁内側の構造確認が必要となります。
もしも会議室の壁に傷をつけられない(モニター取り付けのための穴を開けられない)契約だった場合や、任意の壁の内部構造や壁の材質によってモニターを取り付けることが難しい場合には、一度ご確認しますのでご相談お待ちしております。
5.専門業者に依頼する際に見定めたいポイントは?
先に申しましたとおり、モニター設置はご自身で行うことも可能です。しかし、作業人数の確保や道具・材料の確保、設置ミスによる落下のリスクや配線ミスによって生じる可能性のある各機器の故障リスクなどを考えると、プロの専門業者に依頼するという選択肢を持つことも推奨させていただきたいと思います。
プロの専門業者に依頼する際には、ぜひ施工実績や施工事例の豊富さや、説明の明瞭性、アフターサポートが充実しているかどうかなどの点に着目し、納得できる業者を選定してください。
ちなみに当社は年間約7,000件以上という施工実績があり、お客様からも高い評価をいただいております。これまでの豊富な知見と経験を活かし、臨機応変に対応させていただきます。
そして当社ではご相談から施工までをワンストップで行うため、スピーディーかつ低コストでの対応が可能となっております。さらに工事終了から1年間の工事補償も行っているため、安心してご使用いただくことができます。
設置場所や位置など基礎的な部分のご相談はもちろん、コンセントや配線計画のご相談、モニターのレイアウト構成に至るまで、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
それぞれのお客様にベストなご提案をいたします。