意外と安い?壁掛けテレビの設置費用を抑える3つのポイント

2025.01.25

壁掛けテレビのあるお部屋

壁掛けテレビの設置工事にかかる費用は、設置するテレビのサイズ(インチ数)や取り付ける壁の材質、そして工事の内容によって大きく差が生じます。施工の難易度や工数によって値段に差が生じるのです。

物価高が続き、私たちの生活を取り巻くあらゆるものの価値・価格が変動している昨今では、なにをするにしても「できるだけ出費を抑えたい」というのが正直なところではないでしょうか。ただしコストの削りどころを見誤ってしまうと、「せっかくお金を払ったのに不満足」という結果につながってしまう可能性があります。
壁掛けテレビの設置工事を行うにあたり、納得のいく結果につなげるために知っておきたいコストの話をお伝えします。

1.壁掛けテレビ設置工事の値段相場はどれくらい?

値段はどれくらい?

壁掛けテレビの設置工事にかかる値段は、業者に依頼する場合ですと40,000〜100,000円くらいがおおよその相場です。

「費用にずいぶん開きがあるな」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、これは取り付けるテレビのサイズ(インチ数)や使用する金具の種類、各種オプションプランのグレードや種類、そして取り付ける壁の材質などがそれぞれ異なるためです。

壁の材質は費用の増減を大きく分けるポイントのひとつでもあります。壁掛けテレビは、木材の壁や石膏ボードの壁のほか、珪藻土の壁やコンクリートの壁、タイルの壁などにも取り付けることができます。ただし、それぞれの壁の材質によって取り付けるために必要な技術や時間、工程などに差が生じます。
たとえば、現代の家に多く見られる石膏ボードの壁にテレビを取り付ける場合は、石膏ボードを取り付けている間柱に取り付けるのが基本となります。それ以外の場所に取り付けたい場合には補強工事を行う必要があるため、追加で費用が発生します。また、コンクリートの壁に取り付ける場合、専門の知識と技術、特殊な工具などが必要となってくるため、工事費用がそのぶん余分にかかってきます。
しかし、そうは言っても壁の材質というのは注文住宅の建設中を除きご自身で決定するのが難しい箇所でもあります。ですので、こちらに関しては追加コストが発生しやすい箇所ではあるものの、節約するのはなかなか難しいと言えるでしょう。

ちなみに壁掛けテレビを取り付けるための工事は、当社のような専門業者のほか、ハウスメーカー、工務店、家電量販店などでも行っています。ですが、ハウスメーカー、工務店、家電量販店などでは施工自体を下請け業者に一任していることも多いため、工事費用に加えて仲介料などが上乗せされる場合も多くあります。
当社のような専門業者に直接ご依頼いただく場合ですと仲介料がかかりませんので、そのぶんの費用を節約することができます。

このほかにも壁掛けテレビの設置工事にかかる費用で節約できるポイントをそれぞれまとめましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

1-1.設置費用を抑えるポイント1つめ「テレビのサイズ(インチ数)を控えめにする」

テレビを見る家族

壁掛けテレビの設置費用を抑えたい場合、テレビのサイズ(インチ数)を控えめにするというのも選択肢のひとつでしょう。
テレビの大きさが小さいほど、設置工事の値段は安くなります。たとえば32インチ以下の小さなサイズのテレビを壁掛けする場合、値段の相場はだいたい30,000〜50,000円くらいで取り付けることができます。
また、43〜52インチ程度のテレビでは約40,000〜60,000円、66〜85インチ程度の大きなサイズのテレビだと65,000〜85,000円くらいで取り付けられることが多い印象です。

ただ、上記の金額はあくまでも“テレビを取り付けるだけの値段”です。このほかに配線処理などの費用が別途かかってくることが多いことも忘れないようにしてください。

 

1-2.設置費用を抑えるポイント2つめ「必要のないオプションメニューは断る」

壁掛けテレビとインテリア

テレビを壁掛けにする際には、専用金具を使用します。その専用金具にもいくつか種類があります。大きく分けると絵画のようなイメージで壁に取り付ける「固定式」と角度調整を行うことができる「アーム式」に分類できます。なお角度調整できる金具はさらに細かく分類することができ、上下に動かせるもの、左右に動かせるもの、上下左右に動かせるものなどに分けられます。
値段的には固定式の専用金具が最も安いのですが、スッキリとした印象で仕上げられる(壁に近い距離で取り付けることができるため)というメリットがあるものの、視聴可能箇所が限定されてしまうため、部屋の使い方がかなり制限されてしまうというデメリットもあります。
そのため、「単純に金具の値段が安いから」という理由だけで金具の種類を決めるのはあまりおすすめできません。

そして壁掛けテレビ設置後に必要な配線処理に関しては、基本的にオプションになると考えておいてください。「なぜ?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますので、お答えさせていただきます。実は配線処理の方法には配線類を完全に壁の中に埋め込む方法や、モールを使って配線を壁にそわせてカモフラージュしながら固定する方法など複数あります(壁の材質によってはできないまたは不向きな方法もあります)。また使用する材料の必要量が一件ごとに異なること、そしてそもそもどの方法をお客様が望まれるかがわからないというのがセット料金に含まれない主な理由です。
「せっかくテレビを壁掛けにするのだから、徹底的にスッキリした見た目にしたい」という場合は壁の中に配線類を隠してしまう方法が最も適していると言えます。
「この配線処理の方法が最もおすすめです」と一概には言えませんが、最優先事項がコストを抑えたいという場合なら、モールを使用する配線処理が最も安い値段で行うことができるのでおすすめです。

そのほか、テレビまわりに棚を増設するような場合も追加料金が発生します。このあたりの要不要もしっかりと検討することで不必要なコストを削ることができます。

 

1-3.設置費用を抑えるポイント3つめ「DIYで壁掛けテレビの設置を行う」

DIYでテレビを設置

DIYの経験がある場合、業者に任せずご自身で取り付け工事を行ってしまうというのも、値段を安くする手段のひとつです。正しく設置しなければ落下する可能性がありますので注意が必要ですが、腕に覚えがある場合にはDIYも選択肢のひとつになります。

費用の目安としては、専用金具の購入費用は10,000〜50,000円程度。電動ドライバーや壁裏センサーも購入する場合、これに追加で10,000円〜数万円程度かかります。

人件費や交通費などがかからないぶん、業者に依頼するよりも安い値段で取り付けることができるでしょう。
ただし、アフターサポートや耐震性・安全性などの面から考えるとやはり業者施工に軍配が上がります。壁掛けテレビは地震などによる耐震対策としても有効ですが、これは“正しい方法で、しっかりと壁に取り付けられている”ことが大前提となります。
取り付け方が甘かったり、間違った方法で取り付けられているような場合、逆に事故やケガの発生リスクを高める可能性がありますので注意が必要です。安全性の確保を第一に考えるのであれば、業者施工が最も確実だといえるでしょう。

 

2.自分に合った業者を選定することも大事

笑顔の女性社員

壁掛けテレビの設置工事にかかる費用を少しでも節約したい場合、業者選びも重要になります。一社だけのお見積りで決定してしまうのではなく、相見積もりを取るなどすると良いでしょう。

さて、「壁掛けテレビの設置を業者に依頼しよう」とお考えなら、ぜひ当社にご相談ください。値段、技術、作業時間、アフターサービスの全てにおいて自信がございます。

施工実績年間約7,000件以上という豊富な経験を活かし、お客様のご希望やご要望に寄り添うご提案と施工をご提供させていただきます。加えて、ご相談から施工までをワンストップで行うため、スピーディーかつ低コストでの対応が可能。もちろん、コスト面でもご安心いただけるようなシステムを採用しております。値段や作業内容は事前にご説明させていただき、お客様にご納得いただいた上で施工を行いますので、不明瞭さとは無縁です。
また工事終了から1年間の工事補償も設けておりますので、安心してご使用いただけます。

なるべく安い値段で、壁掛けテレビの設置工事を安心して任せられる専門業者を探している方は、ぜひ一度当社までご連絡をいただければと思います。

 

壁掛けテレビの設置でお悩みの方はWall Designまでご相談ください。
それぞれのお客様にベストなご提案をいたします。
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